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60年続く工場は物販がゼロですから 普段は訪れる人が居ません
来るのは作業している車の関係者かガスなどの取引先だけです

めったにOpenHouseもありません。 365日、関係者以外立ち入り禁止なのはニトロ燃料とアルコール燃料を貯めているからなのかも知れませんね。

客層はMooneyesをはじめBigNameばかりです
親方はDean Moonと親しかったらしく、初期のイエロージャケットを自宅のガレージで大切に保管されています


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シートメタル加工の機械のほとんどはValley Customsが工場を閉じたときに受け継いだ物です
Eary Kustoms(40-50`s)のBigNameなのですが技術と機械も、ココで人と知れず受け継がれています

親方はこの事を誰が取材に来ても話さないんです。どうして全ての道具がココに来たのかいきさつは聞いてないですが、きっと凄く思い入れがあるのだと思います

僕も3本ローラー機がもう古くて使いにくいのに、なんで古い機械ばかり修理して使うのだろうと思ってましたが、この話を聞いてからは、いつもオイル差してる親方を見て、その気持ちを見習うようにしています

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40年動いているバランサー
大抵のVintageクランクは5g以上振っているのですが親方がハンマーでガンガン叩くとあっというまに2g以下までバランスが出ます

こればっかりは誰も真似の出来ない技術で 僕も相棒もいつも『ほえ~ッ』と見てるだけです 笑

年間数本のディーゼルトラックのクランクもクレーン車でやってくるのですが
ものすごくでかくてバランス取るのに2日間も掛かるんですよ!

写真はFlywheelとプレッシャープレートのバランスを取っている最中です
ウエイトはいつもプレッシャープレートに溶接します

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計算式はShopによって違うのですRotatingWeight(2乗)に対してReciprocatingWeightを足すのですが『アレ?』と思う人は内燃機屋さんですね!
ええ、ぼくも初めはBobweightについて悩みました。

ココではほとんどのエンジンがインターナルですね!

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届いたPistonをそのまま使うことはあまりありません
特にRacingエンジンは親方の指示した値にまで油砥ぎします

そして研ぎ方も教わります

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時間が”ある時”で止まっている工場です


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これは皆でつくったトレーニングマシン
休日は町の若者を誘ってRaceWayで走らせます

前回は町内の若い女の子が良いタイムを出したそうです!
だれでも無料で乗れるんですよ

次の世代の育成も親方の仕事です
こんな人が日本に居たら・・・と思いますね
 

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ストローカーというのはクランクを交換するだけでなく
コンロッドの編芯もポピュラーな方法ですね

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パイプベンダー NHRAは曲げパイプの曲げRにも規格を設けています
電話帳みたいなルールBookは読むのも大変だけど、ルールに沿った車体作りも大変なんです

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オイル臭いブログとなってきました

ついでに次回はニトロ燃料FlatHeadについて書きたいと思います


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by whosaidcant | 2012-03-29 01:13
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