博物館にあってもおかしくないRoadster
治具を作り、丁寧にエンジンとトランスを共に降ろしました
リアエンドも抜きました
ボルト&ナットの固着があります、ある程度レンチ掛けますが緩まない場合は切断します
鳥取からやって来た 松本君が切ります
ディラーメカニックを辞めて この世界に挑戦中
まずはカラー 火花に注目です
次はバッキングプレートボルト
切断の火花が違うのは鋼鉄の硬度が違うからです
カラーは熱処理の無い鋼材
ボルトはGlade5-8辺りの火花です
この判断を『火花試験法』と云うのですが
本来職人は切りながら硬度を判断します
何も言わないで 見てましたが
本来、切るときに元の硬度は確認するものです
フレーム切るときなどにも火花試験は有効で
継ぎ足す鋼材の判断、溶材の選定などにも使います
新たに使うボルトやカラーは元の素材同等、もしくは良い物を使わなければなりません
そこまで気が回らないうちは見習い
松本君の修行は まだまだ続きます
追記* 松本君は先月、JISの溶接技能試験(半自動、TIG)に合格しました!(8ヶ月掛かりましたが、)
見習いでJIS溶接技能試験を通ったのは彼が初めてです
おめでとう!そして、さらに上を目指して下さい。
がんばれ!若者!