Banjo


戦前のFord純正デフで御座います
慎重に分解しました

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全ての部品が70年以上前のフルオリジナルです
ベアリング、レース、シールまでFord刻印ですが、交換いたします

アクセルハウジングシールは当時フエルト素材で、写真の物は中のスプリングが飛び出してアクセルシャフトを削っていました。 

早めに気付いて良かった!


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Pinion圧入です
分解も圧入もBanjoケースの温間指定 ダブルテーパーのレースをベアリングで挟んで圧入しますが特殊工具が必要なのと、キャスト鋳物が割れるんじゃないかという心配をするほどに分解時は硬いのとで、何度作業しても心臓に悪い作業です

Newのレースはケース歪みを考慮して現在オフィシャル部品は2~2.5/1000”小さなサイズで届きます
きっと割ってしまった人も多かったんだと思います
部品も進化しているのは嬉しいですね!
圧入の公差を追いかける仕事が省けます、数年前までは外注先で研磨して整えていました

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工数の約1/3が 実は洗浄です 75年も経つとグリスとオイルとスラッジが固まり 石のようになってます

キャリアケース組み
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Newギアセットを規定値に追い込みます
ベアリングは全てグリスPackしているのはHotRodの場合Pinionの角度変わりますので
油面が変わり潤滑不足を防ぐ為の対処です

Pinionが水平より下に向くBanjoはケースの改造、トルクチューブの改造もTRIDENTでは当たり前に作業しております

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測定とシム調整は複数回繰り返します
PinionのLashは007”です 使うギアやNew/Usedで組み方変わります

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今回は出る部品は全てNewでした。
さすがにスムースに規定値でPinionが回転してくれます

うん、今回はいい仕事ができました。ありがとう御座います!

BanjoのO/Hは個人様はもとより業者様下請けも致しております
なんなりとご相談下さい
by whosaidcant | 2014-08-05 06:41
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