L.Aのミュージアムで撮ってきた写真 10年位前でしょうか
1920年代の世界最速の車が修理で入ってきました
もうメーカーも戦前になくなり
マニュアルさえ無い車のレストアの依頼なのですが
夜な夜な 資料をWeb上で探し やっとエンジンのInfoが集まってきました
1926年にしてOHVの飛行機エンジンが車に乗っております
キャブレターは当然ゼニスのAirCraft そしてツインプラグ・ツインコイル
デスビが凄いですが 部品が出ないので悩み中です
とりあえずクランク棒を作りまして グルグルしたところ
たまに火が飛ぶようになってきましたが まだ初爆までいけておりません
ミュージアム級の車両のレストアは12V化する事を許してくれません
さらには何かを流用する事も許してくれません
いわゆるピリオド・パーフェクト
当時のままに実働にするのです
なにか奇麗な部品を付けてもダメ
電装だけ現代の部品を使うのもダメなのです・・・
このエンジンの最終は1936年
それまでの部品を使ってレストアですが
車よりVintage飛行機の部品を使ったほうが良さ気で
最近は飛行機のカタログばかり見ています
外装はガラス3枚割れていまして
それは1日で作れたのですが
内装とウインドウレギュレーターを外すのに4時間も掛かってしまいました
折ったり、壊したりしたら二度と手に入らない部品が付いている車両を触るのはドキドキします
このドキドキを暫くブログにレストア連載として書いていきますので
皆さんに楽しんでもらえたらと思います♪